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空海の大日如来像の彩色イメージ図を公開

2019.05.28

 

当山が再現に取り組んでおります弘法大師空海の幻の大日如来像、

完成すれば色はこんな感じになる予定です。

根拠としている東寺の寺院記録文書『東宝記』に「皆金色」と記述されており、全体が金色ベースです。

 

空海が東寺の立体曼荼羅の本尊として構想した当初のお姿、
つまり、空海が脳裏に描いた理想の大日如来のお姿なのです。
それが1486年の土一揆で焼失。
その後、作られたのが今の東寺講堂の大日如来像ですが、
当初の姿では再現されなかったため、
空海が理想とした姿を世の中の人々は500年以上、
見ることが出来ない状態が続いています。

 

その像には大きく分けて3つの形態的特徴があります。
1、蓮花座の下に八頭の獅子がある
2、光背に金剛界曼荼羅の37体の小仏像を備える
3、胎蔵界五仏を前面に十字に配した宝冠を戴く

 

そこで讃岐國分寺は、この空海の幻の大日如来像を
日本で初めて500数十年ぶりに再現して、
世の中の人々に弘法大師の想いを伝えたいと発願したわけです。

 

制作に当たっては、当山が現代の運慶と見込んだ彫刻家の大森暁生氏に
依頼しました。氏の作品を目にし、
彼が現代で最高の力量を持った作り手だと認めるからです。

 

以上が計画の概要です。
2011末から2012年初めに発願し、大森氏に依頼。
最初の御衣加持をして実際に獅子の制作が始まったのが2014年、
そして現在、獅子と台座、そして光背の大部分が完成しています。

 

残すは本体と37尊ですが、前者は先日お加持をして制作を開始、
後者はすでに十体近くは出来上がっております。
仕上げや彩色などもまだ残っておりますが、
何とかあと2年ぐらいで完成を目指したいと讃岐國分寺と
大森暁生氏以下、工房のスタッフ、そして彩色担当の日本画家 塩崎顕氏、
皆、力を合わせて頑張っております。

 

完成までにはまだまだ皆様のご協力を必要としております。
ご寄付も受け付けておりますので、
讃岐國分寺(電話087-874-0033)までお問い合わせください。
当初の計画よりも仏像自体が大規模化したために、
完成時期も大きく延期し、ご協力者の皆様にはご心配をお掛けしておりますが、
後世の国の宝となるものを目指して全力で取り組んでおります。

仏像造りへのご理解とご協力を謹んでお願い申し上げます。合掌

境内全域にほぼ段差が段差がなく車椅子で全てお参りできます*個別お堂の参拝には段差がございます

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