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大日如来像制作の進捗報告 富山の金属パーツ編
2020.08.09
今回、獅子が支える台座と、その上に載る蓮華座の接合部位となる金属製鋳物パーツとの適合を調節するため、
獅子四頭と円形台座がはるばる、鋳物の本場富山県まで行ってきました。
様々な問題に直面したものの、熟練の職人技で解決、無事に適合性を整える事が出来ました。
今回、工房のスタッフさんも同行したそうですが、熟練の職人さんの仕事ぶりを目にしたことは、大いに刺激になったようです。
日本のモノづくりの高い技術はこうした熟練した職人さんたちの腕と経験によって支えられています。
リモート、オンラインという言葉が持て囃される昨今ですが、最終的には全ては人の手によって完成します。
人間が肉体を持つ存在である限り、肉体を離れて心が存在することはありません。
肉体と心の調和、そんなことについても改めて考えるきっかけとなった今回の仏像づくりです。
こうして、様々なプロの手によって支えられ、仏像づくりは着実に完成に向かって進んでおります。
また、大森暁生先生のユーチューブ動画でも制作の模様等、随時、更新されておりますので、そちらもご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCQ0E6OEU37LLgatZVnSXOpw/featured