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1/21よりクラウドファンディングを開始します!

2021.01.02

新年1月21日より、『READYFOR』にてクラウドファンディングの開始が決定いたしました。

2013年4月からこれまで約8年間、団体バスのお遍路さんに対して、口頭で仏像造りの主旨を説明して寄付を募るという昔ながらの伝統的な勧進の方法によって資金を集め、制作を進めてまいりました。当初は現在のような壮大なスケールのものになるとは、私本人ですら夢にも思っておらず、賛同者の思いが寄り集まり、また大森暁生という特異な彫刻家の才能とエネルギーを総動員して、計画自身が私の手を離れて皆さんとともに成長していったように感じております。順調に資金も集まり、ほぼ7割から8割の完成度というところまで来ております。

 

ところが、思いがけず、新型コロナウイルスによって団体バスのお遍路さんが突如として消滅してしまうという事態になってしまいました。2021年1月現在、団体バスはおろか、少人数による遍路ツアーさえもほぼゼロの状態であり、口頭による勧進の機会そのものが失われてしまいました。

 

そこで、悩みに悩みぬいたあげく、クラウドファンディングによる勧進によって仏像の完成を目指すことを決断いたしました。聖武天皇や弘法大師がそうしたように、仏像造りというものは大勢の市井の人々とともに力を合わせて成し遂げることにこそ、その本質的な価値があり、それでこそ本物の「みんなにとっての仏像」となるのです。当山が目指しているのは、まさにそんな仏像です。

 

コロナ下の今、痛みや苦しみを共有しながら、同時代を生きる人々の力を合わせて仏像造りを成し遂げる、そのための機会としてクラウドファンディングを今は前向き捉えております。その方法でなければ、この仏像造りに参加することも、知ることすらなかった人も居られると思います。真言宗のバイブルである大日経の神髄である三句の法門にある「方便を究竟と為す」(現実的な手段/実効力があることにこそ、究極的な価値がある)の教えに沿って解釈するならば、クラウドファンディングはまさにその方便門であり、今の時代に合った最適な方法と考えております。

 

募集開始日は1/21日、初弘法の日と決定いたしました。一人でも多くのかたにご参加いただきまして、今を生きる人々にとって希望の光となる、「血の通った仏像」をつくりあげ、それを悩み苦しみを抱える多くの人々に見ていただき、心のよりどころにしていただきたいと切に願っております。お大師様による真言密教の根幹をなすメッセージを私なりにひとことで表現するならば、

“この世界は、生きる価値がある。あなたの人生は、生きる価値がある”

ということです。

お大師様と密教経典に込められた衆生救済の思いが、この仏像を通じて多くの人に届きますように。みなさまのクラウドファンディングへのご参加・ご協力を、謹み敬ってここにお願い申し上げる次第です。

合掌

令和三年一月吉日

讃岐國分寺住職 大塚純司九拝

讃岐國分寺メッセージ看板(令和二年十二月二十八日 境内正面参道沿いに新設)

境内全域にほぼ段差がなく車椅子で全てお参りできます*個別お堂の参拝には段差がございます

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