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大日如来像の制作状況のご報告

2021.06.26

大日如来像制作の進捗報告をさせて頂きます。

本体の彫刻の方もどんどん完成に近づいております。

首と胴体部分との接合面の調整作業が済み、シルエット的にはほぼ完成の状態になりました。(まだ髪の毛や装身具類など細部は残っています)

既存の仏像のおそらく99%以上が、いわゆる「仏像というもののかたち」を目指して制作されているのに対し、今回、大森暁生先生が目指しているものは、まるで生きているかのような存在感を持った生身の大日如来の姿です。

最後に掲載した円城寺の大日如来像は仏師運慶のデビュー作でして、それ以前の仏像よりも瑞々しい肉体を表現した名作として非常に有名です。

今回の制作に当たっても、優れた先例として参考にした部分は大きいのですが、全く違った大森暁生独自のものになっていることがお分かりいただけると思います。今後、ますます良くなっていきますので、完成をお楽しみに。

それから、7月9日に県や市の文化財担当者と工務店と協議して、大日如来堂の改修の進め方について協議を行う予定です。先日、調査した結果、当初の想定や見た目よりも、往年の白アリによる虫害(現在は駆除済み)がひどく、まずお堂の健全化という問題をクリアしなければならなくなりました。お堂の方の準備も粛々と進めて参りたいと思いますので、今後とも温かくお見守りくださいませ。

合掌

住職九拝

境内全域にほぼ段差がなく車椅子で全てお参りできます*個別お堂の参拝には段差がございます

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