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令和2年の顔出しパネルを設置
2019.12.30
令和2年初詣プレゼント用コットンバッグができました。
2019.12.30
NEWデザインのオリジナルトート(大型)を作成しました
2019.08.26
令和2年(子年)の吉祥飾紙の授与が始まりました
2019.08.26
空海作「十喩を詠ずる詩」の現代語訳を公開!
2019.06.07
本サイト内ギャラリーに
空海作「十喩を詠ずる詩」の現代語訳を公開致しました。
当山が独自に訳したもので、使用写真はすべて当山僧侶が
國分寺境内および香川県内で撮影したものを使用しております。
今制作中の大日如来像が弘法大師の想いをビジュアルで伝えるものであり、
この十喩詩はテキストによって伝えるもの、つまり布教の両輪と考えてのことです。
同詩は弘法大師が大日経所説の十縁生句を引用し、
悟りを理解するための手引きの詩として作成したものです。
フォトブックのように気軽に写真を眺めつつ、
10個の喩えによって、この世は絶対的なものではないという「空」の思想を
感じて頂ければ、と思います。
PDFファイルにて公開しておりますので
ご自由にダウンロードして頂き、
商用目的でなければ、布教等、ご自由にご活用ください。
ファイルサイズは2.5MBです。
ちなみに表紙写真は讃岐國分寺の大師堂の弘法大師像です。
ここまではっきりとした近影画像を公開するのは初めてのことです。
通常、ほとんどの霊場寺院の大師堂は外から拝むスタイルのため
お大師様の像を目にすることは出来ませんが、
讃岐國分寺は礼拝殿よりいつでもこの大師像を肉眼で拝むことが出来、
参拝者に大変喜ばれております。
まだお参りになられたことない皆様もぜひ一度、お参りください。
KSBスーパーJチャンネルの特集ニュース「大日如来像再現」動画が公開!
2019.06.05
KSB瀬戸内海放送の夕方のニュース番組、KSBスーパーJチャンネル内の特集ニュースのコーナーで
当山が取り組む大日如来像再現が取り上げられ、6/5に放送されました。
同日中にKSB放送のYouTube公式チャンネルにおいて動画がアップロードされておりますので
ぜひ、全国の皆様ご覧くださいませ。
空海の大日如来像の彩色イメージ図を公開
2019.05.28
当山が再現に取り組んでおります弘法大師空海の幻の大日如来像、
完成すれば色はこんな感じになる予定です。
根拠としている東寺の寺院記録文書『東宝記』に「皆金色」と記述されており、全体が金色ベースです。
空海が東寺の立体曼荼羅の本尊として構想した当初のお姿、
つまり、空海が脳裏に描いた理想の大日如来のお姿なのです。
それが1486年の土一揆で焼失。
その後、作られたのが今の東寺講堂の大日如来像ですが、
当初の姿では再現されなかったため、
空海が理想とした姿を世の中の人々は500年以上、
見ることが出来ない状態が続いています。
その像には大きく分けて3つの形態的特徴があります。
1、蓮花座の下に八頭の獅子がある
2、光背に金剛界曼荼羅の37体の小仏像を備える
3、胎蔵界五仏を前面に十字に配した宝冠を戴く
そこで讃岐國分寺は、この空海の幻の大日如来像を
日本で初めて500数十年ぶりに再現して、
世の中の人々に弘法大師の想いを伝えたいと発願したわけです。
制作に当たっては、当山が現代の運慶と見込んだ彫刻家の大森暁生氏に
依頼しました。氏の作品を目にし、
彼が現代で最高の力量を持った作り手だと認めるからです。
以上が計画の概要です。
2011末から2012年初めに発願し、大森氏に依頼。
最初の御衣加持をして実際に獅子の制作が始まったのが2014年、
そして現在、獅子と台座、そして光背の大部分が完成しています。
残すは本体と37尊ですが、前者は先日お加持をして制作を開始、
後者はすでに十体近くは出来上がっております。
仕上げや彩色などもまだ残っておりますが、
何とかあと2年ぐらいで完成を目指したいと讃岐國分寺と
大森暁生氏以下、工房のスタッフ、そして彩色担当の日本画家 塩崎顕氏、
皆、力を合わせて頑張っております。
完成までにはまだまだ皆様のご協力を必要としております。
ご寄付も受け付けておりますので、
讃岐國分寺(電話087-874-0033)までお問い合わせください。
当初の計画よりも仏像自体が大規模化したために、
完成時期も大きく延期し、ご協力者の皆様にはご心配をお掛けしておりますが、
後世の国の宝となるものを目指して全力で取り組んでおります。
仏像造りへのご理解とご協力を謹んでお願い申し上げます。合掌
御衣木加持をして大日如来像本体の制作が開始しました
2019.05.25
いよいよ最後に残る大日如来像本体を彫り始めるために、
材木と仏師の大森暁生先生に対するお加持をしました。
御衣木(みそぎ)加持と言います。
僧侶が修法をしている間に仏師が材木にこれから彫る仏像の絵を描きます。
これが本来の仏像作りの手順、つまり如法なのですが、
今日では滅多に行われず、全て仏師任せというのが実情です。
今回は古来の作法に基づき、讃岐國分寺僧侶が上京し、
東京の北千住にある大森暁生先生の工房D .B .Factory にて
入念にお加持致しました。
KSB瀬戸内海放送のテレビスタッフさんも同行して頂き、テレビ撮影もありました。
放送は6月5日(水曜日)の予定です(未定)。18時台ののKSBスーパーJチャンネルという香川岡山のニュース番組です。
またそれ以外の地域のかたは、ネットで見られるそうですので、
詳細が決まり次第、讃岐國分寺公式サイトとここでお知らせします。
いよいよ最後の本丸を残すのみとなりました。
完成が見えてきました。
皆様のお陰です。
ありがとうございます。
もうしばらく、大森先生と工房スタッフの皆さん、
そして彩色を担当して頂く塩崎顕先生とともに、
力を合わせて、全身全霊を込めて頑張りますので、
今後も宜しくお願い致します。
史上、類を見ない空前絶後の圧倒的な存在感のある仏像が出来上がりますので、ご期待くださいませ。
現在、ギャラリー館 游彩(東京・上大崎)にて『大森暁生と工房スタッフ展 ー はずみ ー』 が開催中です。
皆さん、ぜひ足をお運びください。大日如来の製作に参加しているスタッフさん全員が出展しています。
会期は今月末までとなっております。
大森暁生と工房スタッフ展 ー はずみ ー
会期:2019年5月18日(土)〜31日(金)
11:00〜18:30 ※水曜日休館
会場:館 游彩
〒141−0021 東京都品川区上大崎2−4−17
TEL 03−6459−3115
また5月26日(日)午前9時45分より放送の『NHK 日曜美術館 アートシーン』にて、
現在、現代彫刻美術館(東京・中目黒)にて開催中の 『 ±複号の彫刻家たち展 』 が紹介されます。
大森暁生氏をはじめ出品5作家の各作品の紹介に加え、大森先生がお話されるそうです。
展覧会は6月23日(日)まで開催中です。
先の工房展とは目と鼻の先ですので、ぜひこの機会に同時に足をお運びくださいませ。
±複号の彫刻家たち展
会期:2019年4月20日(土)〜6月23日(日)
会場:宗教法人 長泉院付属 現代彫刻美術館
開館時間:10:00〜17:00(最終入館は16:30)
休館日:月曜
入館無料
http://museum-of-sculpture.org/
NHK 日曜美術館 アートシーン
5月26日(日) 9:45〜10:00(予定)
(再放送)
5月26日(日) 20:45〜21:00(予定)
https://www4.nhk.or.jp/nichibi/357/
讃岐國分寺のロゴマークを作成いたしました
2019.05.25
讃岐國分寺のロゴマークを作成いたしました。
四国には各県ごとに国分寺がありますが、
讃岐國分寺だけが正式表記として國の字を使用(本山への登録名)しており、
それ以外の三つは国分寺表記です。
以下、新ロゴマークの意味について。
当山は寺紋として公式には聖武天皇勅願を表す十六弁菊紋を
使用しており、それは今後も変わりません。
しかし、授与品やグッズに使用するのは畏れ多く、
令和の時代を迎えるにあって、公式ウェブサイトの公開とともに
ロゴマークを新たに作成致しました。
國という漢字の草書体をもとにしたデザインですが、
これは讃岐國分寺が創建当初の聖武天皇の想いを
天平年間から一貫して受け継ぎ、大切に守り、
日本という国家国土の平和と、
そこに暮らす人々の幸福を祈る寺であること、
つまり国家と国民のための寺であるという根本理念、
寺院としてのアイデンティティを國という漢字が表しています。
それと同時に四角の中に丸がある構図は、
金剛界曼荼羅の根本(成身)会の基本構造に合致することから、
マンダラも意識してデザインしています。
今制作中の金剛界大日如来座像ともここで意味が重なります。
当山は現在、弘法大師空海が開布した真言宗の寺院であり、、
四国八十八ヶ所の札所として多くの参拝者にお参り頂いております。
現在の信仰の基盤である空海の真言密教のシンボルである曼荼羅と
創建時の聖武天皇の護国安民の願いを重ね合わせたのが
この新しいロゴマークです。
皆さん、讃岐國分寺の新しいロゴマークをどうぞよろしくお願いします。
大日如来造立が令和元年5/16日発行の毎日新聞に掲載されました
2019.05.18